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司法試験受験生だった僕が試験勉強を辞めた理由

こんにちは、たいき(@taikick_shiba)です。

僕は20歳から22歳までの二年間、130万払って予備校に通い司法試験勉強をしていました。

この記事では僕が司法試験の勉強をやめた話をしていきたいと思います。

  • 資格試験って実際どうなの?
  • 司法試験勉強をこのまま続けていて大丈夫なの?
  • これから司法試験やろうと思ってるんだけど!

という方にオススメです。

この記事のメリットとしては、

資格試験という古いマインドから脱却して、フリーランスとして新しい生き方をしている僕の考え方がわかります。

一応慶應経済学部で伊藤塾という司法試験予備校に通っていたので信頼性もあると思います。

なぜ司法試験合格を目指していたのか。
少し備忘録的な感じでまとめたいと思います。

目次

大学2年・経済学部・弁護士目指す

もともと僕は弁護士を目指していました。

しかし、千葉の田舎のなんちゃって進学校にいた僕は慶應が精一杯で、留年もできなかったので結局唯一受かった慶應経済学部に進学しました。

経済学部に進学しましたが弁護士になりたいという気持ちは自分の中にあり、大学2年から司法試験予備校・伊藤塾42期生として勉強していました。

112時間法律学を勉強した結果、フリーランスのエンジニアになっています笑

http://doge-man.com/2018/12/05/%E3%80%90%E6%9C%80%E5%88%9D%E3%81%AE3%E3%83%B6%E6%9C%88%E3%80%91%E5%83%95%E3%81%8Cios%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%BE/

なんで目指してたの?

 

高校2年の当時、僕は橋下徹さんの姿を見て「弁護士って一人だけで世の中を動かす力があるんだなぁ」と感動したから法曹の道を志ました。あとリーガルハイの影響もあります笑

もともと自分の意見が反映されなかったり、自分という存在が理不尽に否定されるのが嫌な性分でした。

また、理屈が通ってないことが嫌いで、他の人の権利がなんの理由もなく虐げられているのをみるのがいやでした。

例えば、やりたくないのに半ば強制にバイトで残業させられたり、雨の日に傘奪われてたり、家の前に勝手に杉の木植えられて花粉症になったり。。。笑

そんな理屈が通ってないことが嫌いでした。だから僕は「個人の権利が守られるようにしたい!俺がやるんだ!自分の力で革命を起こしてやる!」という気持ちで法曹への道を志しました。

あと、就活が嫌いでした笑
面接と言う採用基準が曖昧なもので人生を決めるなら資格試験と言う判断基準が明確な枠組みで人生の進路を決めたいなぁと考えていました。

じゃあなんでやめたの?

司法試験勉強をやめた理由は色々あります。

  • 受かってもつまらなそうだから
  • 受かるまでが長いし、受かってからも長い(司法修習とかでなかなか現場に出れない)
  • 法曹界自体がダウントレンド

ですが、一番の理由は「自分が思っていたことを実現するには他の道の方が最適だから」です。

僕は弁護士になって「不当に虐げられている人の権利を守りたい。社会に革命を起こしたい。」と思っていました。

でもその目的に対して、「法曹になる」という手段よりも「ビジネスをしてイノベーションを起こす」方が現実味がありました。

法曹の世界で社会に影響を起こすほどの革命を起こすことは、素手で岩を崩すより難しいです。

裁判官なんてほとんど判例を変えません。

でもビジネスの力でイノベーションを起こせば社会は変えられます。

先ほどの例で言えば、「自分の会社を残業がないという会社のロールモデルにする」、「テクノロジーを使って傘が盗めないような装置を作る」、「起業して花粉症対策の商品を開発すればいい」など(ちょっと強引ですがw)ビジネスの力で解決できます。

さらに、資本があれば様々なことができます。それこそ社会を良くする企業に投資できるし、カンボジアに寄付だってできます。

だから僕は自分で事業をする道を選びました。

社会に革命を起こしたい‼︎→”弁護士になる”は間違い

アメリカの神学者ニーバー有名な祈りの言葉に

神よ、

変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。

ニーバーの祈り

というものがあります。

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弁護士になって判例を変えて社会制度を改革したい!!と思っている人は現実ではかなり難しいです。

そのほとんどが裁判官の裁量になってしまいます。

つまり先ほどの言葉で言う”変えることのできないもの”に分類されます。

社会に革命を起こしたいなら政治家かビジネスをしたほうが賢明です。

お金を稼ぎたい‼︎→”弁護士になる”は間違い

「日本を洗濯いたす!!」みたいな大義がある人は別です。法曹という仕事もピッタリでしょう。

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しかし、「弁護士になってお金を稼ごう!!」という考えで法曹を目指すのは間違っています。

金を稼ぐなら起業家になった方が手っ取り早いでしょう。

ちなみに僕は試験勉強中に並行していた仮想通貨投資が大当たりして大学三年生で600万の含み益が出てからアホらしくなりました笑

お金のために法曹になるのは大間違いです。そして、稼げません。

今司法試験に挑戦するのはめちゃくちゃリスク

投資の世界では「損切り」という言葉がありますが、人生においてもこの「夢の損切り」が大切です。

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今法曹を目指している人は、大義がある人はさておき、なんとなく諦めきれないからという理由で「法曹を夢見て勉強しているというポジション」を損切りできずにいるだけです。

法曹界がこれからスケールすることはまずないでしょう。どう見てもテクノロジーに取って代わられる側です。

だから、法曹を目指しているというリスクをもっと真剣に考えて欲しいです。

司法試験に費やす時間とお金の投資は尋常じゃないです。

司法試験勉強をやめて一年経った感想

僕現在、司法試験の勉強をやめて全く後悔していません。むしろ自由に活動できています。

資格の勉強なんて今の時代時間の無駄なんでやめたほうがいいと思います。

今が楽しいです!!!

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