起業を考えている人「起業したいけど、その後のキャリアって大丈夫なのかな?起業後のリスクや人生設計について考えたいので、起業家から実際の経験談を聞きたい!」
こういった疑問にこたえます。
[jin_icon_check color=”#28467A” size=”18px”]本記事の内容
- 学生起業失敗したので転職活動してみた
- 起業家の転職事情
- 結局これでフリーの仕事をもらいました
- 僕が使った就活・転職サービス
- 結論:起業後の転職はまだまだマイナーなキャリアです
こんにちはタイキです。
僕は大学在学時に起業をし、法人化しました。
ただ、色々と事情があり事業をストップして、就活をしてみることにしました。
僕は第二新卒(社会人2年目)で、職歴と言うと「個人事業」「自分がたてた会社」「アルバイト」しかありません。
今回は、起業後の転職というまだまだマイナーなキャリアについて、経験談も交えながらお伝えしていこうと思います。
学生起業失敗したので転職活動してみた
ここからは、転職活動開始時の僕の状況と、現在の状況についてザッと書いていきます。
あまり価値がなさそうな情報なので、手短に話しますね笑
学生起業に失敗しました
僕は、大学時に起業して、友人と一緒に自分たちのサービスを開発していました。
具体的には「emoma!」というビデオレターの売買プラットフォームです。
このサービスは実際にリリースするところまでいきましたが、タレントの確保(ビデオレターの販売者)をするためのコネが全くなく、売り上げが立たなかったので頓挫しました。。
その後は本業だったライバーの活動を続けたり、ブログを書いたり、Web制作を受託したりしてなんとか生き延びていました。
この期間中に結構お金を稼いだので貯金はまぁまぁあったのですが、全て世界旅行に使ってしまいました。。笑
大体いろんな国に行ったのでもう海外欲はあまりありませんが、このお金を事業投資にしっかり使えていればなと今更ながら後悔しています(´・ω・`)
このブログのおかげでなんとか飯は食えた
その後もサービスを作ろうと色々と試しましたが、全て鳴かず飛ばずでした。
そんな中でも一応このブログの収益で飯が食える状態になっていて、ギリギリ助かりました。
また、実家でライブ配信をしたり、ブログを書いたり、YouTubeを撮ったりなどの活動をしていたので生活コストはほぼかからない状態でした(半分ニートですw)
このままじゃヤバイ→転職活動
しかし、実家にこもりっぱなしだったので「このままじゃヤバイ!」と思い、行動を開始しました。
とりあえず実家を出て友人の友人が経営しているシェアハウスにお世話になり、転職活動を開始しました。
結果的には、クラウドワークス経由でフリーのWebディレクター・Webマーケティングの仕事を兼業でやることになりました。
この仕事に至った経緯と、起業家の転職活動の実態についてこれから実体験を書いていきます。
起業家の転職事情
ここからは、僕の経験談を踏まえて起業家の転職事情について書いていきます。
ただ、僕は結局正社員としての雇用ではなく、あくまでフリーで仕事をもらったという感じです。
職務経歴書がヤバイ
生まれて初めて職務経歴書を書いたのですが、結構ヤバイことになりました笑
具体的にはこんな感じ。
慶應大学→個人事業主→Web制作受託→ライバー→ブロガー→会社設立
こんな感じの職務経歴書を武器に戦うはめになってしまいました笑
ただ、自分で事業をやってきた人の職務経歴書だと、実際このような感じになるのは結構あるあるなのかなと思います。
実績を残していないと断られる
「自分でアイデアを元に起業してサービスを世に出しました」というとバイタリティがある人だと評価してもらえます。
しかし、実際に売上をあげたり、収益を出したりなどの実績がないと経験としては弱いです。
僕のサービスは実際ほとんど売上が上がらなかったので、そこらへんは突っ込まれると痛かったです。
そのため、「ニュースになるような実績を残した起業家」なら結構転職は有利ですが、特にめぼしい結果が残せなかった場合は少し難航するかもです。
「へー!面白いね!」で終わる
繰り返しになりますが、「起業→就職」というキャリアはこの時代ではまだまだマイナーなキャリアです。
そのため、ヤバイ職務経歴書を面談などで詳しく聞かれると「へー!面白いね!」とは言われますが、なかなか雇ってもらえません。
つまり、「面白いけど、普通じゃないな」という評価をされます。
「こういう経歴書ならスタートアップへの就職なら逆に有利なんじゃないか?」と思い応募して見たんですが、普通に落とされました。笑
会社にもよります。
そのため、経歴にもよりますが、一度起業すると真面目系の起業は通りづらくなると思います。
こいつすぐ独立するんじゃないか?と思われないようにする
企業側に立って考えてみると、「なるべくこの企業に残って働いて欲しい」というのが本音です。
その点、一度起業した人というのは「すぐに独立しそう」という目で見られても仕方ありません。
そのため、一度会社をたてた人は「すぐに独立しそうだな」と思われてしまうのは結構転職をする上でのリスクだったりします。
そこで、解決方法としては、自己PRで「当分はここで働きたい」ということをしっかりアピールすることです。
例えば、「スキルを高めたいから貴社で当分頑張りたい」など自分の転職意思をはっきりさせた方がいいです。
「何してたの?」に答えられるか
自分でビジネスを始めると「空白期間」が結構あったりします。
言い換えるならニート期間です。
このニート期間のことを企業側はかなり聞いて来るので、しっかりと答えられるようにしましょう。
具体的には、起業して失敗しても、行動を止めずに次々と新しいチャレンジをしていたのであれば平気です。
結局フリーの仕事をもらいました
転職サイトやエージェントを使って就活をしましたが、結局のところ、クラウドワークスでフリーの仕事をすることになりました。
今は新しい事業を始めつつ、週3リモートでWebディレクター・Webマーケの仕事をさせてもらっています。
このように、兼業しつつ新しい事業をやるという仕事スタイルでも結構よさげです。
クラウドワークスでフリーの仕事をする
クラウドワークスを探すと、結構フリーでWebコンサルなどの仕事を募集していることがあります。
そういうところで起業経験やプログラミング経験をアピールすると兼業でできたりするのでおすすめです。
週3〜という案件も結構あるので、のぞいてみると良いかもです
ブログ&兼業をしつつ新しい事業をやる
どんな事業をするにも、基本的には元手があった方が絶対的に有利です。
そのため、ブログ&兼業で事業資金を稼ぎつつ、新しい事業を始めるという方向性で今は動いています。
僕が使った就活・転職サービス
ここからは、僕が実際に転職で使ったサービスを紹介していきます。
結局フリーで働くことになりましたが、下記サービスを利用したらうれしいことに結構スカウトをいただくことができました。
リクルートエージェント
「リクルートエージェント」は就職・転職の定番エージェントです。
僕は転職活動の始めに登録をしました。
僕がリクルートエージェントをおすすめする理由は以下のとおり。
- 国内No.1の転職エージェント
- 担当に職務経歴書を作ってもらえる
- 転職の裏情報をエージェントに教えてもらえる
特に、担当のエージェントに職務経歴書を書くのを手伝ってもらえるのがおすすめです。
エージェントが電話で相談に乗ってくれ、職務経歴書も添削してくれます。
そのため、職務経歴書を書くのに不安がある人はリクルートエージェントを始めに使うと良いでしょう。
ちょっと悪い気もしますが、添削してもらった履歴書は他のサービスで使ってもOKです。
また、リクルート独自の「Personal Desktop」というWebページがあり、キャリアシートも書きやすく、応募も簡単です。
今まで転職したことがない人や、経歴が複雑な人は、まず始めにリクルートエージェントを使ってみるのがおすすめです。
indeed
「indeed」は言わずとしてた転職情報サイトです。
正社員のみならず、アルバイトや業務委託の案件なんかも掲載されている点がおすすめです。
起業後の資金確保で「とりあえずキャッシュが欲しい」という場合は業務委託などでもよさげです。
Wantedly
「Wantedly」も有名な就職・転職サービスです。
このサービスはカジュアルに企業と連絡が取り合えるのでおすすめです。
起業経験がある方は、その点についてしっかりプロフィールに書いておくとかなりスカウトがきます(経験談)
とりあえず登録しておくといろいろ便利なサービスかなと思います。
シュウマツワーカー
「シュウマツワーカー」は、「週3OK」のような柔軟な働き方ができる案件がたくさん掲載されているサービスです。
「次の事業を始めるまで兼業したい」という方におすすめです。
登録すると、シューマツワーカーのSlackに招待されるので、そこで条件などいろいろと相談してみるのもありです。
ただ、エンジニア向けなので、エンジニアとして実務経験がないと少し厳しいです。
結論:起業後の転職はまだまだマイナーなキャリアです
起業家として就活してみた感想は、「あまり歓迎されないな…」という印象です。
就職エージェントの方も言っていましたが、「自分で起業→就職」というキャリアはまだ世の中的にはマイナーなキャリアであることは間違いありません。
もう少し時代が進めばメジャーになってくるとは思いますが、今のところ「若干警戒される」という感じです。
ただ、起業して実績がある人であれば楽勝で転職できるので、「起業してしまうともう普通の仕事に戻れない」ということは決してありません。
以上の点を踏まえて、これからのキャリアを考えてみてくださいね。
今回は以上です。