こんにちは、taikiです。
人間関係でGIVEすることを意識してから友達が増えました。
今回は、僕が尊敬するマナブ(@manabbannai)さんの「100 Give、1 Take」という言葉を見てこの記事を書きました。
GIVEすることが人生に大きな成功をもたらすことは科学的な根拠があります。
突然ですが、僕はこの動画を見てからGIVEを意識するようになりました。
ここで示されたGIVEすることの大切さを僕は色んな挑戦をする中で何度も実感してきました。
そして、GIVEをすると痛い目にあうことも多いのですが、長期的に見るとたくさんのメリットがあることがわかりました。
この記事ではこの動画を少し要約して整理した後に、GIVERになるコツやメリットについてお伝えしたいと思います。
世の中には三種類の人間がいる。
世の中には、GIVER, TAKER, MATCHERの三種類の人間がいます。(ギバー、テイカー、マッチャー)
- GIVER … 与える人
- TAKER … 奪う人
- MATCHER … 損得のバランスを取る人
GIVERの特徴
- 他人との関係で常に「何をしてあげようか」という意識を持っている。
TAKERの特徴
- 他人との関係で常に「何をしてもらおうか」という意識を持っている。
MATCHERの特徴
- 他人との関係で常に「何かをしてくれたら私も何かをしてあげる」という意識を持っている。
人はこの三種類に分けられます。
一番生産性が高いのは?
この中で、一番生産性が低いのはGIVERです。
その理由は、他人にGIVEしすぎて自分の仕事ができないからです。
- エンジニア 見返り以上の頼まれごとをこなして仕事が終わらない
- 医学部生 最も成績が悪かった生徒は「人のために何かをしてあげたい」と言う分への共感度が最も高かった生徒
- 営業 売上げが最低の営業マン「お客様が本当に大切なのでうちの粗悪商品は絶対に売りたくないんですよ。」
こうなってくるとGIVEすることにメリットはなさそうにも思えます。
ではテイカーはどうでしょう。
一見するとテイカーはギバーから奪うことで自分自身の生産性を上げることができるため、成績がトップになるようにも思えます。
しかし、テイカーはマッチャーに足元をすくわれます。
マッチャーは公正な世界を信じ、ギブアンドテイクをモットーとしているのでテイカーに出会うとその人を懲らしめようとします。
”目には目を、歯には歯を”というわけです。
ほとんどの人はマッチャーなので、テイカー生き残ることができません。
論理的に考えると成績トップはマッチャーのようにも思えます。
しかし、生産性が最も高かったのもまたGIVERなのです。
38の実験・3,611のグループでGIVEの発生頻度を研究しており、「人々が助け合い知識を共有し会う組織ほどあらゆる指標において優れている」という結果になりました。
結果として成績ビリもGIVERで、成績トップもGIVERだったということになります。
どうすればGIVERが成功できる社会が作れるか。
ポイントとしては3点あります。
- GIVERが燃え尽きるのを阻止する。
その組織にとってGIVERが最も貴重な存在であり、守らなければならない存在だと認識すること - メンバーが頻繁に助け合う文化を作ること。
GIVERは与えることと同時に自分が「受け取る側になってもいい」ことを自覚しています。
なので、単純に人にものを頼みやすい環境を作れば良いということになります。
また、「お願い」がストレスなくできるようになるとGIVERのように振る舞う人が増えるという良い影響もあります。
- 誰をチームに入れるかを吟味する。
助け合いが頻繁に起こる生産的なチームを作れるためにはGIVERを揃えるだけでは不十分です。
それ以上に、TAKERを排除することが重要です。
TAKERが存在する悪影響は、一人のGIVERがもたらす好影響の2倍、3倍の悪影響をもたらします。
TAKERが一人チームにいるだけでGIVERは出し惜しみをします。
「周りにはあんな狡猾なキツネ野郎ばっかりなんだから、力を尽くすだけ無駄だ!」という考えになってしまいます。
大切なのは、周りにGIVERを登用することではなく、徹底的にTAKERを排除することです。
TAKERを組織から駆逐して誰もが助け合いを求めることができる文化を整えGIVERが燃え尽きてしまうことを防止し、他人の力になりつつも自分自身の目標を野心的に追求してもいい文化を作ることができれば成功とは何かという考えも変えることができます。
GIVERになるコツ
GIVERになるためには、小さなGIVEを継続的に行うことが重要です。
フォーチュン誌が選んだ『世界一の人脈を持つ男』アダム・リフキンの慣習は「5分間の親切」です。
「マザーテレサやガンジーを真似しなくてもGIVERにはなれる。 他人の人生に大きな価値を与えるちょっとした見つけさえすればいい。」
例えばこんなことが考えられます。
- 自分の周りで「頑張っているけどまだ評価されていない人」を賞賛する。
- 知り合うと良さそうな人同士の仲を取り持って繋げてあげる。
- 自分の持っている知識を惜しみなく共有してあげる。
どれだけ簡単でシンプルなことでも、このような習慣がGIVERを育て、燃え尽きることから守ってくれます。
GIVEの感覚を掴みたかったらオンラインサロンに入ってみることをおすすめします。
僕はホリエモンのHIUに入っていたことがあるのですが、そこではGIVEした人がどんどん上に上がれるようになってました。
キングコング西野さんのオンラインサロンなんかは1000円で入れるので試しに入ってみるのもいいかと思います。
テクノロジーがGIVER社会を加速させる
僕はこれからもっとGIVERが評価される社会になると思っています。
テクノロジーの発展で誰でも簡単に他人にGIVEできる社会になったためです。
例えば、ブログに関しても有益な情報をGIVEし続けている人が稼げる仕組みになっています。
有益な情報を発信すればするほどアクセス数が増え、検索上位やファンが増え、アフィリエイト報酬などがどんどん増える仕組みになっています。
他にも、僕はライブ配信をしているのですが、ライブ配信の世界でも同様です。
他の人の配信にコメントしまくって盛り上げたり、毎日遊びに行ってあげると自分の配信にも来てくれるようになります。
ギフトを投げて応援してあげるとお返しのような感じで投げ返してくれることも多いです(ほとんどの人は MACTHERなので)。
クラファンとかもそうですよね。
他の人が自分のプロジェクトを応援してくれたら自分もその人がプロジェクトを始めたら応援してあげたくなります。
GIVERやMATCHERだったらこのような感覚はすぐに理解してもらえると思います。
このような感覚がわからない人はTAKERである可能性が高いです。
競争よりも貢献を実感できるようになった方が生きやすい
結論としては、ものごとを競争で捉えて消耗してしまうよりも、自分の貢献を実感できるようになるだけでずっと生きるのが楽になるということです。
自分がGIVEしたことによって「貢献できた」という感覚がその人のモチベーションになるからです。
そして、インターネットの波の中で巡り巡ってそのGIVEは帰ってきます。
GIVERは貢献感を得られますし、GIVEされた側は当然嬉しくてTwitterなどのSNSなどでそのGIVERのことを呟いてくれるかもしれません。
そうするとGIVERの信用も上がり、信用経済におけるレベルが上がります。
信用経済におけるレベルが上がると様々な形でGIVE以上のリターンが帰ってきます。
このような理由で、貢献感を持てる人間は無限にGIVEできるので最強なのです。
僕も引き続きブログやTwittter、YouTubeなどで情報発信をして毎日小さなGIVEを積み重ねていきたいと思います。
プログラミングも自分のプロダクト開発のためじゃなく他の人のためにも使っていきたいです。
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