挑戦したい人「何か始めたいけど考えすぎて結局行動に移せない。どうすればいい??」
こういった疑問にこたえます。
本記事の内容
- 考えすぎて行動できない→考えたら負け
- 僕自身、考えすぎて行動できなかった
- なぜ考えすぎてしまうのか?
- 『1回の熟慮より3回の即決』が大切
- もちろん考えることも重要だけど
- みんながやらないことに希少価値
- 本もブログもTwitterも読むな
- みんなができないことをやる
こんにちは、たいき(@taiki_16_k)です。
最近会社売却してフリーになりました。
売却後、わりと自由な時間ができたので次の起業について考えたりWeb3領域のリサーチなどをしていたのですが、
考えすぎて人生詰んでしまい時間を無駄にしてしまいました。
やっと抜け出したので考え方をシェアしたいと思います。
考えすぎて行動できない→考えたら負け
結論から言うと、考えたら負け確定なのでさっさと行動するのが一番です。
「こうした方がいいな」と思ったらそれ以上は考えすぎずにすぐに行動に移すのが一番精神的なコスパがいいです。
なぜなら、考えても結果はわからないし、走りながら考えた方が一番効率がいいからです。
…ただ、これだけだと自己啓発本に書いてあるようなありきたりなお話になってしまうのでもう少し掘り下げてみようと思います。
僕自身、考えすぎて行動できなかった。
僕は今26歳ですが、今まで考え過ぎて行動できなかったことがたくさんありました。
例えば、会社を立ち上げるときも本当に大丈夫かなと考え過ぎて設立が遅くなってしまったし、ライバー事務所を立ち上げたときも1年以上遅くなって一番いいタイミングを逃してしまいました。
直近では、会社を売却した後「次はどんな事業を立ち上げようかな」と考え過ぎて数ヶ月間を無駄にしてしまいました。
実際のところ僕は会社を売却する前に「Web3の領域で事業をしよう」と決めていました。
そのため、「次は何をしようかな」と考えている間、僕はWeb3周りの”リサーチ”をしまくっていました。
これが大きな間違いでした。
“考えている”間、全然生活はアクティブではなくなり、人との関わりも疎遠になり、行き詰まった感じで全く楽しくなかったです。
“リサーチ”は考えることにあたらない。
リサーチをすることは考えることではありません。ただの情報収集です。
「考える」ということは、「実行するために結論を出す」ということです。
一方、「情報収集をする(=リサーチする)」ということは、「それに関連する情報を集めてまとめる」ということです。結論を出す必要はありません。
つまり、「考える」のは行動するのが大前提としてあって、行動しなければ「考える」という行為にあたりません。
実際この定義が理解できていても、いつの間にか混同してしまい、結論を出さずに永遠とリサーチしてしまうということがよくあるので注意しなければいけません。
リサーチをしていると考えたつもりになってとても心地いいですが、永遠に結論は出ないですし、結論が出ないと行動も起こせないので生産性はゼロ(ただの情報の消費行為)となります。
“information porn”という言葉があります。
ネットが発達し誰でも情報が発信できるようになった現代社会では、Googleの検索窓にワードを入れれば一生かかっても読みきれないほどの情報が手に入ります。
一旦SNSを開けば、有益な情報もどうでもいい情報も一緒くたになって腐るほど投げつけられます。
人の知りたいという好奇心につけ込み、”Shit Infomation”(どうでもいいクソ情報)を浴びせ続けられ気づかないまま消費し続けてしまうことを”Information Porn”と呼ぶことがあります。
永遠にリサーチをし続けてしまうこともInformation Pornにやられてしまっていると思います。
よくある「なんちゃって考えてる」
僕が経験したよくある「なんちゃって考えてる」状態はこんな感じ
- こんなメッセージを送ったら相手は気にするかな
- こんなこと言ったら断られるかな
- 誘ってもダメかな
- こんな記事を書いても誰も読まないかな
- このビジネスやっても失敗するかな
- なんでこれはうまくいかなかったんだろう
- こんなこと言ったら空気読めないって言われるかな
- 興味あるけど今からじゃ遅いかな
- こんなことしたら周りからバカにされるかな
こんな感じの考えや不安は全く無意味なのでさっさとメッセージを送るなり始めて見るなりしないと何も変わりません。
なぜ考えすぎてしまうのか?
考えすぎてしまう理由は、行動を起こすのが面倒くさいからです。
行動を起こすと現状から必ず何かが変わりますが、現状が変化すると予期せぬ出来事に対処する必要性が出てきます。
この予期せぬ出来事に対処することは手間や労力がかかるので、面倒くさいことです。
そうなると行動しないという目的ができ、行動しないという目的ができるとできない理由を探し始めます。
このできない理由を探す過程を「考える」という言葉に擬制して正当化しようとします。
こんなプロセスでほとんどの人(世の中の9割以上の人)は「考え続ける」or「考えて結局何もせず、やがて忘れる」(=現状維持)を漫然と選択し続けます。
「やればできる」という可能性の中に生き続けた方が楽。
実際に行動に起こして様々なハプニングに対処するよりも、妄想の中で「行動したらできるし」という可能性に浸る方が楽です。
つまり、考えすぎる人は行動しない言い訳として可能性の中に逃げているだけです。
もちろん可能性の中に逃げても現実は何も変わりません。
考えすぎると考えすぎてしまう負のスパイラル
これは僕の経験ですが、一旦悩んだり考えたりすると考えすぎてしまい、ストレスで行動できなくなり、さらに悩んだり考えたりしてしまいます。
完全に負のスパイラルです笑
情報収集はインプットで、行動はアウトプットです。
インプットばかりだと情報が排出されずどんどん身動きができなくなります。情報の新陳代謝が起きません。
これはさながら体のメカニズムと同じで、運動せずにカロリーを摂取し続けると太り身動きが取れなくなるのと同じです。情報も摂取したら行動に転化させないとどんどん動けなくなります。
このように、考えすぎが考えすぎることにつながり、負のスパイラルに陥ります。
これが常態化すると鬱のように頭がぼーっとして活力も無くなってしまいます。(まさにInformation porn!)
暇を作るのは自ら悩みを作り出しているのと同じ
「暇」は悩みの元です。
暇な時間を作ることは、自分から進んで悩みを作り出すのと同じです。
人間の脳は雑念だらけ
人間の脳は何も考えないようにしても必ず雑念が湧いてきます。
ここで、1分間何も考えないようにして頑張ってみて下さい。
…どうしても何か他のことが頭に浮かんできますよね。
空き時間があるとそれを埋めるように雑念が勝手に脳を支配してしまいます。
そして、悩みがあると高頻度でそれが頭の中を支配し、ストレスを感じてしまいます。
暇な時間を作るということは、雑念・悩みを自ら進んで作り出しているのと同じ状態です。。
目の前のことをサクッと終わらせてどんどん前に進んで忙しくすることが考えないための有効な手段です。
『1回の熟慮より、3回の即決』
これは割と肝に銘じていることですが、1回熟慮して考えまくるよりも、その時間で3回即決して行動する方がよほど価値があります。
1回の熟慮は何も生み出しませんが、3回の即決は同じ期間で3回も結論が出てその時間で試行回数が多くなります。
1回熟慮するくらいなら、3回即決して行動しましょう。
もちろん考えることも重要
ここまで「考えずに即行動!」みたいなこと言ってきたのに急になんだよ!と思うかもしれませんが、考えることも重要です。
計画がないよりも、あったほうがマシです。
しかし、考えるのは大きな流れだけでOKです。
大きな流れは考えるけど小さなことは考えない。
考えると言っても全てのことに気を払っていると人生が終わってしまいます。
考えるのは指針となる大きな流れだけでOKです。
そしてその流れに沿っている小さなことは考える必要はありません。
例えば、「これからどの領域で起業するか」「将来どういった道に進むか」「向こう10年の目標は」みたいなことは大きな流れです。
好奇心のままに色々調べて慎重に決定する必要があります。もちろん、結論を出すことは忘れずに。
しかし、一旦大きな流れが決まったらそれ以外の小さなことはそんなに考える必要はないです。
例えば、「YouTubeチャンネルを始めるぞ!」と決断したとします。
一旦決断したのに、「この動画をUPしても誰もみてくれないかな?」「今からYouTubeを始めてもやっぱり遅いかな?」とかを考えることは全くの無意味です。
大きな目的だけ決めたらあとは考えずに手を動かすのがコツです。
考えずに行動すること自体がビジネスチャンス
情報をインプットして実際に行動してアウトプットできる人は全体の1割以下です。
先に言ったように、行動することは面倒くさいからです。
しかし、ビジネスの本質はみんなが面倒くさがることを積極的にやって面倒くささを解決してあげることです。
周りの人はほとんどが可能性に逃げて現状維持を選ぶため、ほとんどの人が考えてできない理由を見つけて行動に移しません。
行動することは面倒くさがってみんながやらないからこそ、僕らがやるべきです。
行動すること自体がビジネスチャンスです。
みんながやらないことに希少価値が出る。
人がやらないことほど希少価値が出ます。
例えば、以下の例を考えてみて下さい。
- YouTubeをみてダラダラする
- YouTubeをみて「これなら自分でもできる」と思い動画投稿を始める
今でこそYouTubeをやっている人は多いですが、どう考えても②の人の方が少ないですよね。
①なんて誰でもできるのでビジネス的に考えると無価値です。
逆に②の人の方が相対的に希少価値があるのでビジネス的には価値が高いです。
みんながやらないことをやっている人ほど希少価値が出ます。
世の中は需要と供給で成り立つ
僕は経済学部卒ですが、社会に出てみるとやっぱり価値を決めるのには需要と供給の法則が当てはまるなと感じます。
需要がなければ価値は下がりますし、供給過多になればそれも価値は下がります。
反対に、需要が大きければ価値は上がりますし、供給量が少なければそれも価値は上がります。
先程の「考えずに行動する人」の話に戻すと、情報を摂取して実際に行動する人は1%以下です。
供給量が圧倒的に少ないので行動に起こすだけで、それだけで価値がめちゃくちゃあります。
本もブログもTwitterも読まない。
本を読む、ブログを読む、Twitterを見る、ニュースを読む、新聞を読む。
これらは全て行動ではありません。
もちろん、何か結論を出すために情報収集をするのであれば行動を起こすための下準備として非常に有用ですが、
結論を出さずにこれらを読み続けたり、リサーチし続けることはただの消費行為です。
行動を起こすことは何かをproduceする(生み出す)ということです。
つまり、行動を起こすためには読書やTwitterのタイムラインを見ることをやめなければいけません。
もちろん読書やニュースで知識をつけることは大事ですが、それに逃げてはいけません。
情報を消費し続けるのではなく、消費をやめて生産する側にならないと一生前に進めません。
考えずに吐き出す、さっさと行動する、とりあえず終わらせる、行動し続ける、本読むな
自分の戒めみたいになってしまいましたが、今回の記事はここまでです笑
考えすぎて行動しなくなるとすごく切羽詰まった感じがしたり、生産性0になったり、自己肯定感が爆下がりしたりと健康にも影響が出てしまうので、なんも考えずに、なんも気にせずにさっさとやった方が精神的なコスパがいいです。
自分のストレスを溜めないように、やろうと思ったことはさっさとやりましょう!
この記事もとりあえず書き終えるかってノリで書いてるのでフワッとしちゃってますがまぁこんなもんでOKです笑
少しでも「考えすぎて行動できなくて切羽詰まってしまった」みたいな人に届いたら嬉しいです。
Done is better than perfect.
(完璧を目指すより、まず終わらせろ。)by Mark Zuckerberg
Just Do It.
(とりあえずやってみよ)by Nike
今回はここまで!